みなさんこんにちは。かんくろーです。
4月からの新生活、初めての一人暮らしを検討中の人も多いかと思います。一人暮らしに夢や希望が膨む一方、何から始めればいいのかわからず不安を抱えることも少なくないのではないでしょうか。そんな不安を抱えた人のためになる情報について、テーマを絞って紹介していこうと思います。

今回のテーマは引越しが決まった後のお悩み、「家電」についてです。前回は家具を紹介しましたので、同じ流れで家電も紹介します。
- これだけは最低限欲しい!必ず用意したい家電
- 必要ではないけど、あったら嬉しい家電
生活をする上で、家電は必要不可欠です。家電は、人間がすると時間や労力、知識を多く使う作業を、短い時間で、かつボタンひとつで終わらせてしまいます。また、そもそも人間には不可能なことをやってのけてしまうものもあります。
私たちが限られた時間や体力で家事や仕事、趣味などを当たり前のようにこなしていけるのは、家電があるからと言っても過言ではありません。その当たり前の生活を引越し先でも再現できるよう、用意しておきたい家具を紹介します。
これだけは最低限欲しい!必ず用意したい家電
ここでは、一人暮らしを始める上で絶対に用意しておきたい家電を紹介します。これらを準備して、快適な新生活をスタートさせましょう!
照明器具

まずは照明器具です。これがあれば、夜やカーテンを閉め切った状態でも部屋を明るく照らし、視覚的に不自由なく生活を送ることができます。
この照明器具、このリストに載せると言う意味では、一番大切と言っても良いかもしれません。というのも、賃貸物件で、全ての部屋に照明器具が備わっていることはほとんどなく、そのことを意外と忘れていたり、そもそも知らない人もいたりするからです。基本的に照明器具は入居者が用意するものです。引っ越した日の夜に暗くて何も作業ができない、なんてことにならないよう、内見の際にどの部屋に照明器具が必要かをメモし、必ず準備しておきましょう。
選ぶ際のポイントは、対応する広さです。それぞれ、明るく照らすことのできる部屋の広さが決まっているため、設置する部屋の広さに合ったものを選びましょう。
おすすめは部屋の明るさを数段階に調節できるものです。仮眠を取りたい時や映画鑑賞する時など、イイ感じの暗さにしたい時に便利です。
冷蔵庫

次に冷蔵庫です。これがあることで、主に食品を冷蔵・冷凍でき、長期保存ができます。
さて、かんくろーが一人暮らしの費用を節約するために最も有効だと考えるのが、食費の削減です。つまり、外食や調理済みの食品だけを買って食べることを減らし、自炊を心がけるということです。ただし、自炊するにしても、毎回食材を買って調理し、その日のうちに消費してしまうと、むしろ自炊の方が高くなることもあるため、極力一度で数食分の作り置きをしたいところです。そのためにもやはり、冷蔵庫が必要不可欠だと言えます。
選ぶ際のポイントは、容量です。一人暮らしでどれだけの容量が必要かについては、調べるといろんな情報が出てきますが、自炊の頻度、冷蔵庫に常備する食品の種類や数などで変わってきますので、家電量販店に相談してみるのが無難です。

かんくろーの部屋の冷蔵庫の容量は、冷蔵室が121L、冷凍室が58Lだよ。自炊も作り置きも結構するけど、今のところ(買って4年くらい)不満を感じたことはほとんどないかな〜。
洗濯機


次に洗濯機です。これがあることで、洗濯が楽になります。シンプルですが、これに尽きます。仕事や別の家事をしながら、毎日の洗濯物を全て手洗いする人を見たことありますか?私はありません。
洗濯機は大きく2種類あり、主に洗濯機能のみ(簡易乾燥機能付き)のもの、洗濯機能に加えて十分な乾燥機能がついたものです。それぞれのメリット、デメリットを比較して選びましょう。
洗濯機能のみ(簡易乾燥機能付き)の洗濯機
- 縦型が多く、サイズ・重量ともに比較的コンパクト
- 費用が安い
- 完全には乾かないため、干す作業が必要となり、その分時間や労力がかかる
- 外干しする場合、天候や季節に影響されやすい
乾燥機能付きの洗濯機
- 洗濯物を干す手間が省ける
- 天候や季節に影響されない
- ドラム式が多いためサイズ・重量ともに大きく、広さによっては設置できない場合がある
- 費用が高い



かんくろーは部屋干しのあの匂いが大嫌いで絶対外干ししたいから、天気が悪い日はコインランドリーを利用しているよ!花粉症なので、その時期も基本外じゃ干せないから、乾燥機能付きは魅力的だよね…。
また、洗濯機には容量がいくつかありますが、一人暮らしなら5kgもあれば必要十分です。
エアコン


次にエアコンです。これは外の温度に左右されず、部屋の温度を一定に保つものです。基本的には夏の冷房、冬の暖房、簡易の除湿機能がついたものがほとんどです。リビングや寝室で快適に過ごすためにはこのエアコンが大変役立ちます。
最初からエアコンが設置されている賃貸物件は多いですが、部屋が複数ある場合、全ての部屋にエアコンがついている物件は意外と少ないです。この場合、即購入というわけではなく、1台のエアコンで対応できそうか、住んでみてから判断するのがおすすめです。
例えば、1LDKの部屋でも、居室とLDKが壁ではなくスライド式の仕切りで区切られている場合は、1台のエアコンで十分機能する場合があります。がっつり壁がある場合は、流石に厳しいと思いますが、部屋の用途によっては意外と必要ない場合もありますので、一旦住んでみてからの判断で大丈夫です。
注意事項として、需要が高まる真夏や真冬、引っ越しの多い3月ごろは在庫がない、又は購入できても業者が手一杯ですぐに設置できないといった場合があります。購入の際は時期を考慮し、計画的に行動することが大切です。
選ぶ際のポイントは、対応する部屋の広さです。それぞれ、温度を保つことができる部屋の広さが決まっているため、設置する部屋の広さに合ったものを選びましょう。
おすすめは内部クリーン機能がついたものです。運転停止後や専用のボタンを押すと自動で掃除してくれるため、定期的にフィルターを洗浄するだけで、部屋の空気を清潔に保ち、かつ故障のリスクを減らすことが可能です。
ガスコンロやIHヒーター
次にガスコンロやIHヒーターです。料理したり、お湯を沸かしたりするのに必要です。
これも意外と見落としがちですが、全ての賃貸物件のキッチンにこれらが備わっているというわけでなく、私が住んだことのある部屋(一人暮らし以外も含めて)は、5部屋中1部屋のみでした。基本的には入居者が用意するものと思っておいた方がいいです。内見の際は必ずチェックしましょう。
ガスコンロかIHヒーター、迷ったら下記のメリットとデメリットを参考にしてください。
ガスコンロ
- 鍋を持ち上げて火力の調節ができる(煽りや鍋振りができる)
- 炎が目に見えるため、火力の調節がしやすい
- 使用できる鍋の種類が多い
- 停電時も使える
- 凹凸や取り外せない部品があり、掃除の手間がかかる
- キッチン全体が熱くなる
- 火事の危険性がある
IHヒーター
- フラットで掃除しやすい
- 鍋底からムラなく熱が伝わるため、熱効率がよく火力も高い
- 温度や弱・中・強火等の表記で、火力が調節しやすい
- 保温機能がある
- コンセントがあれば使用できるため、移動して使える
- 火事の心配がない
- IH対応の鍋しか使えない
- 鍋が接触していないと熱が伝わらない
- コンロを置くスペース付近にコンセントが必要
- 停電時に使えない
- 使用時の音がうるさい
また、口数ですが、経験上2口あれば必要十分です。1口だとメインと汁物を同時に調理できないので不便です。逆に、3口同時に使うこともほとんどありません。万が一必要になった場合は、後述の電子レンジで対応するなど工夫しましょう。
電子レンジ


次に電子レンジです。食品を温めるのはもちろん、料理をするのにもめちゃくちゃ使えます。特に一人暮らしであれば、どうしても調理済みの食品を買って食べることが多くなってしまうので、これらを温めるのには必須です。
選ぶ際のポイントは、機能と内部の広さです。基本的には温め機能のみのレンジと、オーブン(焼き)機能付きのオーブンレンジがあります。温めるだけなら前者で足りますが、凝った料理やお菓子作りをする場合は後者を選びましょう(オーブントースターで代用する方法もあります)。内部の広さはそれぞれですが、コンビニ弁当など広くて浅いものが入るくらいであれば十分だと思います。



野菜に火を通す時、鍋でお湯を沸かして茹でるよりも、耐熱ボウルに水と野菜を入れてレンジで蒸した方が楽だし早くてほんと助かる!
ドライヤー


最後にドライヤーです。これは本当に必要か?と悩みましたが、やはりタオルだけで髪を完全に乾かすことって不可能に近いですよね。タオルドライ→自然乾燥だと時間がかかり、雑菌の繁殖により匂いや痒みなどのトラブルの原因になるみたいです。結論、速乾性のあるドライヤーは必要と判断しました。
選ぶ際のポイントは…色々です笑。私はこの記事を書くためにドライヤーについて調べてみたんですが、値段や機能が千差万別すぎて正直まとめ切れませんでした。ひとつ言えるのは、スバリ、値段が高いに越したことはないということです(そりゃそうだ)。



何の参考にもならないと思うけど、髪の美容にこだわりがないかんくろーは、収納性(持ち手を折り畳められるか)と風量(いかにすぐ乾くか)を重視したよ
必要ではないけど、あったら嬉しい家電
ここでは、予算があれば持っておきたい家電を紹介します。これらはあくまでかんくろーの独断と偏見ですので、不要なものは無視してください笑
掃除機


まずは掃除機です。これにより普段の掃除が格段に楽になります。部屋が清潔であることは、快適な生活を送るための条件のひとつです。そのためには定期的な掃除が必要になりますが、掃除機があれば少ない時間でもサクッと掃除できます。ただ、部屋の広さによっては、フローリング用のワイパーなどでも十分簡単に掃除ができるため、必須ではないです。
掃除機にはいくつか種類がありますが、一人暮らしならスティック型の掃除機が無難です。吸引力の変わらないアレとかです。理由は、場所をあまり取らず、片手でサクッと掃除ができるからです。また、ほとんどのスティック型掃除機は分解してハンディー型にもできるため、床以外の掃除にも使えます。
自動のロボット掃除機でもいいのでは?と思いますが、床以外の掃除ができないこと、一人暮らし用の部屋の広さであれば自分でやっても大して疲労もなく効率がいいことなどから、私はスティック型を推します。
炊飯器
次に炊飯器です。炊飯はもちろん、煮物や蒸し焼きなど、いろんな料理もできてしまう優れものです。炊飯から保温まで自動でしてくれるため、同時に別の料理を作ることができ、時短にも繋がります。ただ、鍋でも米は簡単に炊けるし、基本的にそちらの方が早く炊けるため、自動じゃなくてもいいよという人には不要です。
選ぶ際のポイントは、容量と味のクオリティーです。容量は3合、5.5合、1升などいろいろありますが、3合あれば必要十分です。ただ、5.5合でも、一気に炊いて冷凍して保存すればコスパも悪くないと思いますし、一番美味しく炊ける容量でもあるそうです。
味のクオリティーですが、これは値段に比例する…はずです。正直「○○炊き」とか「○○製法」とか聞いてもピンとこないし、炊いた米を試食して選べれば一番いいのですが、それも難しいため、値段という指標で選ぶというのも、あながち間違いではないと思います。迷ったら商品レビューを参考にしましょう。



かんくろーは炊飯器じゃなくて鍋で炊いてるよ〜。最初は炊飯器を使ってたけど買い替えのタイミングでケチって鍋に変更。全自動ではないけど意外と楽だし早いし美味い!って自分に言い聞かせてる笑
テレビ


次にテレビです。これは映画やテレビ番組を見たり、大画面でYouTubeを見たり、テレビゲームをしたりと色々なことができ、日々の生活に楽しみを与えてくれるものです。最近は動画アプリやサブスクなど、テレビ放送以外のコンテンツも多種多様で、活躍の場がより増えてきています。ただ、テレビも見ないしテレビゲームもしないという人はスマホで十分かもしれませんね。
テレビを選ぶ際のポイントは画面の大きさです。せっかくなら大きいサイズのものを選びたいところですが、店で見たらそうでもなかったのに、いざ部屋に置いたら思っていたよりも窮屈になった、なんてことが意外とあります。画面の大きさは部屋の広さに適しているかが重要です。テレビとテレビ台(またはテレビスタンド)のサイズを把握し、部屋に置いた状態をしっかりとイメージしてから購入しましょう。
また、これは持論ですが、画質にはあまりこだわらなくてもいいと思います。というのも現在は、比較的安価なテレビでも十分綺麗ですし、最初は荒く見えたとしても、すぐに目が慣れます。特に一人暮らしであれば、背伸びするところではないかな〜と思います。
電気ケトル


次に電気ケトルです。一人暮らしを始めると、カップ麺やコーヒーなど、お湯を沸かして使う機会が何かと多いです。鍋ややかんでお湯を沸かすのも悪くはありませんが、結構時間がかかる…。そんな時に電気ケトルが役立ちます。お湯を沸かすのに特化した家電ですので、そりゃあもう早いです。逆に、基本的にそれ以外にはほとんど使えないため、別に早くなくていいから鍋で沸かすよという人には不要です。
電気ケトルを選ぶ際のポイントは容量です。容量は一人暮らしであれば、カップ麺を作るのに500mL以上、多くても800mLもあれば十分です。それ以上沸かすなら、鍋を使った方が効率がいいです。



かんくろーは友人の結婚祝いにバルミューダのケトルを選んだんだけど、カッコ良すぎて自分が欲しくなって苦しくなりました。あの細い注ぎ口がたまらん…。
オーブントースター


次にトースターです。何かと時間がない朝、パン・ベーコン・卵を同時に、そして自動で焼いてくれる優秀な家電です。焼き料理はほとんどできるので、料理のレパートリーも格段に増えます。時間の経った揚げ物を復活させられるのも魅力的です。
選ぶ際のポイントは、サイズです。パンとそれ以外にちょっと食材を焼ければいいやって人は食パンが横並びに2枚入るくらいのもの、本格的な焼き料理をしたいという人は食パンが4枚(横と縦に2枚ずつ)くらい入り、かつある程度の高さがあるものを選びましょう。高さがあることで、グラタンなど底の深い容器を使用する料理も問題なくできます。
加湿器や空気清浄機


最後に加湿器や空気清浄機です。加湿器は主に冬の乾燥した部屋を適湿にするもので、空気清浄機は空気中の塵や菌を除去してクリーンにするものです。私は冬は暖房ですぐ喉を痛めるし、花粉・ハウスダスト・動物アレルギー保持者なので、どちらも兼ね備えた加湿空気清浄器を使っています。アレルギー対策はできているのか判断が難しいですが、加湿に関してはあった方がいいと断言できます。喉が弱くなくても、体が乾燥して良いことはほとんどありませんので、誰にでもおすすめできます。
選ぶ際のポイントは、対応する部屋の広さです。それぞれ、機能が及ぶ部屋の広さが決まっているため、設置する部屋の広さに合ったものを選びましょう。特に加湿器は、木造和室かプレハブ洋室(鉄筋コンクリート造のマンションなど機密性の高い部屋)かで対応可能な広さが異なるため注意しましょう。
おすすめはやはり、どちらも兼ね備えた加湿空気清浄器です。1台なら場所もそこまで取らないし、それぞれをコントロールする面倒さもありません。



ところで、今年(2025年)の花粉、異常じゃないですか?薬では抑えきれない症状に、かんくろーは限界を感じています。皆さんのおすすめの花粉症対策は何ですか?
以上、今回のテーマは引越しが決まった後のお悩み、「家電」についてでした。参考にしていただければ幸いです。
バイバイ!
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