初めての一人暮らし。何を基準に部屋を選ぶ?部屋選びで重視したいポイントや経験談についてまとめました。

みなさんこんにちは。かんくろーです。

4月からの新生活、初めての一人暮らしを検討中の人も多いかと思います。一人暮らしに夢や希望が膨む一方、何から始めればいいのかわからず不安を抱えることも少なくないのではないでしょうか。そんな不安を抱えた人のためになる情報について、テーマを絞って紹介していこうと思います。

それでは早速、今回のテーマは最も重要な「部屋選び」についてです。この記事では下記の情報を紹介します。

この記事でわかること
  • 部屋選びで重視したいポイントと考え方
  • 部屋選びに関するかんくろーの経験談
目次

部屋選びで重視したいポイント

部屋を選ぶにあたり、そもそもどんなポイントついて考えればいいのかわからないという人のために、重視したいポイントをいくつか紹介します。

立地

部屋を選ぶ際、加えて一人暮らしともなると、恐らく最も重要視されるのは立地ではないでしょうか。理由としては、今住んでいる場所よりも自分にとってメリットがある場所に住みたいというのがほとんどだと思います。

例えば、下記のような理由です。

  • 通勤・通学時間の短縮のために、職場・学校の近くに住みたい
  • 生活の利便性を求めて、市街地に住みたい
  • 自然豊かな山や海の近くに住みたい。

以上より、基本的には自宅と目的地や地域との距離感が重視されます。

考え方

自宅と目的地(職場や商業施設など)との距離をメリットとして部屋を選ぶと仮定しましょう。

例えば、単に職場に近いといっても移動手段によってその距離感は変わるため、「何km圏内がいいのかわからない」という人は、距離ではなく「移動時間」に着目してみましょう。

まずは自分がどの移動手段を利用するかを決め、その移動手段で「片道○○分以内で職場に着く場所」と設定します。そこから逆算して、車や自転車、徒歩の場合は自宅から職場への距離、公共交通機関の場合は最寄りの路線と駅等がある程度求められます。これらをもとに自宅のエリアを決め、そのエリア内という条件で不動産検索サイト等で絞り込むと進めやすいかと思います。

間取り

次に部屋の間取りです。部屋の間取りといえば、1R、2LDKといった表記で示されることがほとんどです。アルファベットの前の数字が居室数、アルファベットが部屋のタイプを表します。

アルファベット表記の詳細は下記のとおりです。

  • R(ルーム)…居室とキッチンが一体化したタイプ
  • K…居室とキッチン(約4.5畳未満)が仕切られているタイプ
  • DK…居室とダイニングキッチン(約4.5畳以上8畳未満)が仕切られているタイプ
  • LDK…居室とリビングダイニングキッチン(約8畳以上)が仕切られているタイプ

以上より、Rの場合は数字と同じ部屋数(居室数)、K・DK・LDKの場合は数字(居室数)+キッチンのある部屋と覚えておきましょう。

また、部屋数や広さだけではなく、

  • 風呂・トイレ・洗面所などの水回り
  • クローゼット・物置などの収納
  • 窓・ベランダの位置などの日当たり・換気

といった設備関係も重要です。

考え方

基本的には、一人暮らしの間取りは1R又は1+K、DK、LDKで必要十分です。

というのも、趣味部屋や自宅兼仕事場の場合の仕事部屋といったそれ専用の部屋が必要でない限りは、居室は1部屋(寝室)のみで事足りるからです。もちろん、基本的に間取りが広く又は部屋数が多くなればなるほど家賃は高くなりますので、必要最低限の広さの間取りを選択することが重要となります。

間取りの選び方として、まず1Rかそれ以外かについては、寝室が必要か否かで判断しましょう。1Rは説明したとおり、居室とキッチンが一体化しています。自分が寝る空間と料理をする空間が一緒なのは嫌だという人は少なくないと思いますので、その際は1Rではなく、1+K、DK、LDKを選択しましょう。

次にKかDKかLDKかについては、その部屋での日常生活やレイアウトをざっくりとイメージし、それに基づきどのくらいの広さが必要かという視点で判断しましょう。例えば、

  • 趣味を楽しめるスペースが欲しい
  • 洗濯物は絶対室内干しがいい
  • ゲスト3,4人がゆったり座れる大きなソファーを置きたい
  • 食事は必ずダイニングテーブルで食べたい

といったように、各々の事情に適した広さを選択しましょう。

かんくろー

私は現在10畳の1Rで決して広くはないですが、ベッドを毎回収納して、
筋トレやストレッチをするスペースを確保しています。
最近は折り畳み型ベッドなんて便利なものもあるんですよ!

家賃

最後に家賃です。単に家賃といっても下記のような、純粋な賃借料以外の費用が必要となる場合がありますので、契約時に揉めないよう、事前に確認しておきましょう。

  • 管理費…共用部分の維持・管理、管理人の人件費など
  • 共益費…同じ建物の入居者が利用する設備やサービスの維持・運営費など
  • 駐車場代…付属の駐車場の利用料金
  • 町内会費…建物の所在する町内会等自治団体の会費

考え方

家賃の目安ですが、ひとまず収入(手取り)の3分の1を上限として設定してみましょう。家賃をご家族に負担してもらう場合は、当然ですが必ずご家族と相談しましょう。ただ、これはあくまで目安であり、大都市になればなるほどそれ以上となったり、その逆も然りですので、必ず相場をチェックしましょう。重要なのは、「収入(手取り)の3分の1以内に納める」ことではなく、「収入に対して無理のない支払い額にすること」、「必要最低限な広さや設備にすることで、できるだけ家賃の安い部屋を選ぶこと」です。目的を見失わないように注意しましょう。

家賃については職場の住宅手当や自治体の家賃補助制度などを受けられる場合がありますので、情報収集を怠らないようにしましょう。特に、職場の給与担当部署と引越し先の自治体への問い合わせはマストです。

勇気があれば、部屋の契約前に初期費用の値下げ交渉を試みましょう。単に値下げだけではなく、家賃構成の変更など(例えば、住宅手当の算定に駐車場代を除かれる場合は駐車場代別ではなく込みの家賃としてもらうなど)、「これできないかな?」と疑問に思ったことはとりあえずお願いしてみましょう。

ちなみに、家賃とは別に水道・電気・ガス料金(光熱水費)やインターネット使用料もお忘れなく。光熱水費は年間平均1万円〜1万5千円を目安として考えましょう。

部屋選びに関するかんくろーの経験談

実は私かんくろー、人生で6回引越しを経験しておりまして、賃貸での一人暮らしは現在の部屋で3部屋目になります。アラサーにしては結構多い方だと自負してまして、これまでの経験を少しでも皆さんのために生かせればと、部屋選びに関する経験談をいくつか紹介したいと思います。

なんか匂わない?周辺環境は五感を研ぎ澄ませてチェック!

まず強烈に印象に残っているのは、内見で部屋を巡っている際の出来事です。間取りや設備、家賃も許容範囲内で、契約を迷うくらいの条件の部屋だったのですが、内見を終えて部屋を出ると、鼻をつく異様な匂いが。どうも周辺に養豚場(関係者の方には申し訳ありません)があるらしく、風向きによって香ばしい匂いが運ばれてくるようです。私自身生理的に受け付けられず、対象から即除外しました。

駅や飲み屋街の近くなど、騒音に関しては事前に警戒していたのですが、まさか匂いでNGになるとは思いもしませんでした。不動産会社も事前に説明してくれるとは限らないため、これを教訓に、地図上でも確認した上で、内見時に部屋の外や建物周辺の環境を自分の五感で確かめるようになりました。

周辺環境確認の鉄則…①地図上で目で見て確認、②不動産会社に質問して確認、③内見時に自分の五感で確認

広ければいいわけじゃない。無駄なスペースはありませんか?

これは実際に住んで後悔したエピソードです。結論から言うと、比較的安い家賃で広めの部屋ではあったのですが、無駄なスペースもあり、住み続けることで相対的に損しているような感覚でした。

選んだ部屋は1DKで、居室8畳、DK6畳の計14畳でした。具体的に何が無駄だったかというと、DK6畳です。間取り上、居室をベッド兼居間としており、DKの使い道がほぼ皆無でした。入学前は大学でもちゃんと机に座って勉強することがあると思っていた私は、実家から机と椅子を持ってきてそこに配置しましたが、実際勉強した時間はほぼゼロです笑。勉強するか否かはさておき、机は正直居間のちゃぶ台で十分ですし、他の用途を考えたときに室内干しをするスペースとして使用したぐらいで、あとは物置と化していました。

この苦い経験から、2回目以降の部屋選びは狭くて安いならそれでいいやくらいのスタンスです。というのも、IOTが発達した現代社会において、人が日常的に存在するスペースや導線を改めて思い浮かべると、実際の間取りと使用するスペースには驚くほど乖離があるはずです。特に一人暮らしにおいては、部屋は広ければいいというものではないということを念頭に入れておいてもらえると幸いです。

一人暮らしの部屋は、広すぎない、無駄にしない、見栄を張らない!

この費用本当に必要?やっぱいらないじゃん!

これは現在住んでいる部屋の契約時の出来事です。この部屋への引越しは色々あって想定外のことでしたので、とにかく初期費用も家賃も安くしたいという思いで選びました。

選ぶ過程はすっ飛ばして契約時、初期費用の値下げ交渉をしている時のことです。内見時にすぐ住めそうなくらい部屋が綺麗なことを確認していたため、入居前の清掃関係及びその費用は最低限のものにしました。

しかし、その清掃関係で省けなかった項目に害虫駆除がありました。立地上近くに山や川などはなく、害虫の発生は限りなくゼロに近いと判断した私はもちろん省略を交渉しましたが、不動産会社は「これだけは大家さんから絶対に外せないと言われてまして…」の一点張り。

「そんなはずないんじゃ…」と思いつつも仕方ないと諦めましたが、そもそも初期費用の総額をもう少し値下げできないかと最後の悪あがき。不動産会社からは「いくらくらいまでの値下げをご希望ですか?」と逆質問されたため金額を提示。「頑張ります」との返事をいただき、改めて別日に契約に伺うとなんと希望額を5千円ほど下回る金額に。

しかし、そこまで値下げできた理由に驚愕。曰く、「害虫駆除を省くことができました」とのこと。

絶対に外せないとは。

とどのつまり、不動産会社の営業トークに絶対なんてないんだということを学びました。皆さん、初期費用の値下げ交渉で遠慮は不要です。健闘を祈ります。

初期費用や家賃は遠慮せずに値下げ交渉。まずは不要な費用を削り、最後の最後に希望金額を提示しよう。

 

以上、今回のテーマは最も重要な「部屋選び」についてでした。参考にしていただければ幸いです。

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この記事を書いた人

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